
馬門山墓地 (横須賀海軍墓地)ヨコスカカイグンボチ
Mamonzan Navy Cemetery (Yokosuka Navy Cemetery)
走水・観音崎・大津・浦賀
明治15年(1882)に海軍省により、戦死もしくは殉職した軍人のために設けられました。毎年5月には墓前祭が行われています。
information
基本情報- 住所
- 横須賀市根岸町1-27
- アクセス
- 京急北久里浜駅下車、徒歩約7分
- 料金
- 無し
- 営業時間
- 8:30~17:00
※お盆は8:00~18:00
※お彼岸は8:00~17:30 - 駐車場
- 無し
- 公式サイト
- http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3110/sisetu/fc00001136.html
- お問い合わせ
- 横須賀市健康総務課
Tel:046-824-7502
E-Mail:hga-hd@city.yokosuka.kanagawa.jp
access
アクセスabout
スポットについて歴史・文化
市制施行70周年期記念 横須賀風物百選 「馬門山墓地」右手の門内約2万5千平方メートルの丘陵地が市営馬門山墓地です。 この墓地は、東海鎮守府長官の埋葬地設定要請に基づいて、海軍省が明治15年(1882)1月に馬門山軍埋葬地と定めたものです。
以後、昭和20年(1945)8月の第二次世界大戦終結までの間、横須賀鎮守府が管理運営にあたってきました。 横須賀鎮守府は、横浜にあった東海鎮守府が明治17年(1884)12月に市内の楠ヶ浦(現米海軍基地内)に移されて改称したもので、旧日本海軍の中枢的存在でした。
昭和3年(1928)に定められた「横須賀鎮守府海軍葬儀場規則」によれば、埋葬面積は階級によって6段階に分けられており、士官は八尺四方(約5.6平方メートル)、兵は四尺四方(約1.5平方メートル)となっていました。
墓地は、地形に従って三段に分けられています。下段、中段は兵たちの墓地で、高さ1メートルほどの墓石が整然と並んでいます。芝生が敷きつめられた上段には、七基の供養塔と士官たちの墓石が建っています。
終戦後、市営墓地となると、新たに約4,356平方メートルを造成し、墓地をもたない一般市民に提供されました。
現在、この墓地に眠る御霊は次の通りです。
海軍関係 単独埋葬者 279柱
供養塔
軍艦河内殉難者の碑(大正八年二月建立) 621柱
軍艦筑波殉難者の碑(大正八年四月建立) 152柱
特務艦関東殉難者の碑(大正十四年四月建立) 68柱
北京籠城軍艦愛宕戦死者の碑 (明治三十四年五月に建立され、昭和七年八月この地に移転) 5柱
上海事変戦死者の碑(昭和八年一月建立) 59柱
第四艦隊遭難殉職者の碑(昭和十一年六月建立) 36柱
支那事変大東亜戦争戦没者の碑(昭和二十八年九月建立) 372柱
一般市民 305基
※1977年、横須賀市制70周年記念事業として「横須賀風物百選」を選出した際に作られた説明板の全文です