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愛宕山公園

(アタゴヤマコウエン)
愛宕山公園は、明治24年(1891)に開園した市内で一番古い公園です。ペリーの浦賀来航の際に交渉に当たった浦賀奉行組与力・中島三郎助の招魂碑を建立した時に、公園として整備されました。
昭和35年(1960)には日米修好通商条約の締結100年を記念して咸臨丸出港の碑が建てられています。碑の裏には、艦長の勝海舟をはじめ、福沢諭吉、ジョン万次郎などの乗組員の名が刻まれています。
与謝野鉄幹・晶子夫妻の歌碑もあり、園内から一望できる浦賀港の風景も魅力です。

INFORMATION基本情報

住所
横須賀市西浦賀1-23
アクセス
京急「浦賀駅」から久里浜方面行きバス「紺屋町」下車徒歩10分
駐車場
なし
公式サイト
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4130/sisetu/fc00000979.html
お問合わせ
046-822-8333(環境政策部公園管理課)

ABOUTスポットについて

歴史・文化
市制施行七十周年期記念  横須賀風物百選 「咸臨丸出港の碑」

嘉永六年(1853)六月三日、米国水師提督ペリーが、黒船四隻を率いて浦賀湾沖に現れました。我が国との貿易を進めることが目的でした。当時、我が国は、長崎を外国への門戸としておりました。それが、江戸の近くに現れたから大変です。「泰平の眠りをさます上喜撰(じょうきせん) たった四はいで夜も寝られず」当時流行した狂歌が、世情の一端をよく物語っています。
七年後の安政七年(1860)、幕府は、日米修好通商条約批准書交換のため、米軍艦ポーハタン号で新見豊前守正興を代表とする使節団をワシントンへ送ることにしました。幕府は、万が一の事故に備えて、軍艦奉行木村囁津守喜毅を指揮者に、勝麟太郎以下九十有余名の日本人乗組員で運航する井咸臨丸 は、品川沖で錨(いかり)をあげました。途中、横浜で、難破した米測量船クーパー号の船員十一名を乗せ、十六日の夕刻、浦賀に入港しました。それから二日間、食料や燃料、その他の航海準備作業が行われました。意気天をつく若者たちを乗せた咸臨丸は、一月十九日午後三時三十分、浦賀港を出帆しました。不安に満ちた初めての経験と、荒天の中を、三十九日間かけて、咸臨丸は無事サンフランシスコに入港しました。米国での大任を果たした咸臨丸が、故国の浦賀に帰港したのは、家々の空高く鯉のぼりの舞う万延元年(1860)五月五日でした。
この碑は、日米修好通商百年記念行事の一環として、咸臨丸太平洋横断の壮挙を永く後世に伝えるため、サンフランシスコに建てられた「咸臨丸入港の碑」と向かい合うように、ゆかりの深いこの地に建てられたものです。
なお、ここ愛宕山公園は、明治二十六年開園の市内最古の公園です。また、後方に建つ招魂碑の主・中島三郎助は、咸臨丸修理の任にあたったことがあります。

※1977年、横須賀市制70周年記念事業として「横須賀風物百選」を選出した際に作られた説明板の全文です

与謝野夫妻の文学碑


碑の歌は、昭和十年三月三日与謝野寛(号・鉄幹)、晶子夫妻が同人たちとともに、観音崎、浦賀、久里浜を吟行した折り詠んだものである。思いのほかの寒さであったためか、寛は同月二十六日肺炎で没しているので、これは生涯最後の歌の一つといえる。

寛は、明治六年二月二十六日京都市左京区の願成寺に与謝野礼巌の四男として、晶子(本名・志よう)は同十一年十二月七日に大阪府堺市の菓子商鳳宗七の三女として生まれた。

明治二十五年上京して落合直文の門下に入った寛は、三十二年の秋に「東京新詩社」を設立。翌年四月には機関誌「明星」を創刊し、ひろく青年層に ロマンチシズムを鼓吹して、短歌の革新に貢献した。一方、寛の歌に深く心うたれた晶子は、新詩社社友となって「明星」二号に短歌を発表、以後毎号同誌に投稿する。

晶子が、明治三十三年八月に講演のため来阪した寛をその宿に訪ねたのが、二人の最初の出会いであった。やがて恋愛の進展に伴い、三十四年六月晶子が上京、この秋正式に結婚した。

同年八月に出版された晶子の第一歌集『みだれ髪』は、世の注目を浴び、新詩社黄金時代の幕開けとなった。二人は、明治三十年代の詩歌壇を主導して、浪漫主義文芸の花を咲かせ、石川啄木、北原白秋、高村光太郎、佐藤春夫、堀口大学らの俊英を輩出した。

代表作として、寛に『東西南北』『天地玄黄』『紫』『鴉と雨』、晶子に『みだれ髪』『小扇』『舞姫』『白桜集』がある。


※横須賀市が掲出した説明板の全文です



※公園内でのドローン等の使用は認めていません。

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