水源地は桜の名所で、青い海を背景に咲く桜の花は見事です。開花時期(3月下旬〜4月上旬)には、花見客に一般開放されます。
明治9年(1876)、横須賀造船所のフランス人技師ヴェルニーは、走水の豊富な湧水を利用し造船所の用水を確保するため、約7kmの水道管を敷設しました。
馬堀小学校との間にある二つのトンネルは、その際、水道管を通すために造られたものです。建造当初は細い1本のトンネルでしたが、その後、軍用道路として拡張されました。
水源地の山際にあるイギリス積みの赤れんがの建造物は、明治35年(1902)に完成した貯水池です。上屋はれんが造りで内部天井がアーチ型の「ヴォールト屋根」になっているのが特徴。古びたれんが積みが歴史の重みを感じさせます。
海側には、明治41年(1908)に完成した、日本最初期の鉄筋コンクリート建造物の一つに数えられている浄水池があります。道沿いから見ることはできませんが、桜の時期の開放日には目にすることができます。
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市制施行七十周年期記念 横須賀風物百選
「水道水源地」
現在、本市の水道水源は、中津川、相模川、酒匂川とこの走水の四水系です。しかし、大地震が起きたときに頼れる水源は、この走水しかありません。この水源地で四十一万市民に供給できる水量は、一日につき、一人当たり約五リットルです。衣類の洗たくなどはできないにしても、食べ物の煮炊きや飲み水は賄える量です。
※1977年、横須賀市制70周年記念事業として「横須賀風物百選」を選出した際に作られた説明板の全文です |
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「走水隧道(はしりみずずいどう)」
このトンネルの前身は導水隧道で、明治九年横須賀造船所(後の横須賀海軍工廠(こうしょう))に、走水の湧き水(わきみず)を送る土管を敷設するために掘られた。当時は、およそ幅が一米、高さ一・五米、長さ三二〇米の素掘で、途中海側に明りとりの丸窓がついた一本のものであった。
※走水随道にある解説板の全文を掲載しました
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